2017年05月 / 04月≪ 12345678910111213141516171819202122232425262728293031≫06月

--.--.-- (--)

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
EDIT  |  --:--  |  スポンサー広告  |  Top↑

2009.02.15 (Sun)

『夜会 ~夜物語~元祖・今晩屋』 歌に手が届く冬の夜

前回参加の「夜会」から約3年ぶり?みゆき嬢は最近CMでもちょくちょくお見かけするようになって、その印象から「イメージ変わったかなぁ」なんで思ったりしましたが、なんのなんの。やっぱりこの人は「言葉」の人で、それを伝えようとするのに恐ろしいくらいの気迫で迫ってくるプロ中のプロかと。その本気度を受け止めようとこちら素人(観客)も頑張るんだけどダメです(^^;)

今回は「安寿と厨子王」がモチーフになっているらしいという情報があったのですが、正直どんなお話でしたっけ?姉弟が母と引き裂かれさらわれてどーなった???(苦笑)こんな予備知識、無いのと同じですが、あってもそう役に立たない・・・気がする。それくらい今回の「夜会」は難解・・・
もともと「夜会」はライブでもなく芝居でもなくミュージカルでもない、ある意味「言葉の実験劇場」の様相で取り組んできた流れを思うと、たとえこちらに難解であろうともそれは「あり」の世界なのかもしれないですが、いいのかなぁこの流れで、と思わなくもない(苦笑)突き放し加減が大きいと、自分の世界観や伝えたい事がキチンと伝わらないこともあるだろうし。ん~そんな全てをひっくるめて「中島みゆきワールド」だといってしまえばそれまでですが・・・でも今回が「夜会」初体験だとちょっとキツイかなとは思いますね、はい。

ほぼ歌、それも全曲書き下ろし(これも理解の妨げの原因?)で舞台は進んでいくのですが、中でも「暦売りの歌」と「109番目の除夜の鐘」は、要所要所で挟み込まれてるせいか、帰り道でも口ずさめてしまいました。(^^)ある意味、今回のテーマ曲かな。曲のアレンジはロックの色合いが強くて、唸る歌い方もなかなか好み。セットも結構派手な演出とでもいいましょうか、前半では中央にある古寺が焼け落ちる演出、ラストは舞台奥から水が流れてきて・・・ちょろちょろじゃなくて、正に「川」の様相でちょっとビックリ。そういった面では充分に楽しめました。

最後、確か全員一列にならんで、みゆき嬢が「良い夜をお持ち帰り下さい」って言ったと思うんですが、選ぶ言葉が違うよなぁと妙なところで感心。「みゆきワールド」を堪能した部分では「良い夜」でしたが、ん~・・・(苦笑)
それにしても、他の共演者と一列に並ぶと、その背丈や顔のあまりの小ささにビックリしてしまいます。一番小さかったような気がする。どこにこれだけの圧倒的な表現力を発揮する力があるんだろうと思ってしまうほど、最後の彼女の姿は小さく儚げに見えました。

見終わってからネットをウロウロして「母はなぜあんなに簡単に騙されてしまったのか?安寿は「待ってるから」と言って厨子王を逃がした後入水して自殺するが、厨子王にすれば「待ってるから」と行った安寿の言葉は嘘、裏切りであり、例え最後に母と再会を果たしたところで、「姉に騙された」「姉を犠牲にしてしまった」という自責の念は一生消えない。果たしてこの物語はこのままでいいのか?」というみゆき嬢の長年の疑問がベースだそうな。今思い返すとちょこっとだけは解る気がする(苦笑)
私達は今、安易に「リセットする」という言葉を使うけれど安寿と厨子王は別れ別れになるその日をリセットしたかったのか。「109番目の除夜の鐘」のフレーズを口ずさみながらフト思った帰り道でした。

                2009.2月 シアターBRAVA!にて
スポンサーサイト
EDIT  |  00:10  |  音楽  |  TB(0)  |  CM(0)  |  Top↑

*Comment

コメントを投稿する

URL
COMMENT
PASS  編集・削除するのに必要
SECRET  管理者だけにコメントを表示
 

*Trackback

この記事のトラックバックURL

この記事へのトラックバック

 | BLOGTOP | 
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。