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2008.10.23 (Thu)

『人形の家』を観て

随分と遅くなったけど、先月観にいった舞台です(汗;)
ちょっとした手違いから文化村通りを2往復もする破目になり、ぐったりシートに座った時は「ヤバ・・・イ?(寝ちゃう???)」と思ったのですが、何とか持ちこたえました。ほッ(^^;)
それにしても、タキシードの似合う男っていい!勿論、堤っちのことですが(笑)
とりあえず第1の感想です。(笑)で・・・実は感想が書きにくい作品?

題名を聞いて「イプセン作の女性の自立がテーマのやつ?」というくらいしが知識がなく、勿論戯曲を読んだわけでもないし。そんな状態だったので、正直「何故今これを?」という疑問が頭をよぎってました。そう、以前『憐れ彼女は娼婦』を観た時のような感じ?

主人公のノラは、まもなく銀行頭取になろうとする弁護士のヘルメルと三人の子供と幸せに暮らしていた。何不自由のない生活に見えるけれど、ノラには夫にいえない秘密があった。かつて夫が病に倒れた時、借金の借用書のサインを偽造していた。ある日、夫ヘルメルを訪ねてきた一人の男・クロクスタを見て驚くノラ。クロクスタこそが借金の相手であるが、今は夫にリストラされようとする身。ノラを脅し復職を迫るクロクスタ。日を追うごとに心に溜まっていく澱のような不安。クリスマスの夜に開かれた仮想パーティ。ヘルメルを前に彼女の不安は最高潮に達するが、心の底では「たとえ秘密が公になっても、きっと夫は私を信じ助けてくれる」そう強く信じていた。そんな中、2人の元に一通の手紙が届く。果たして彼女の思う「奇跡」が起こるのか・・・

ステージは観客が舞台を囲む形になっていて、四方八方から観られている緊張感がいい様に作用してるのか、主役の2人を含めて皆さんそれぞれ力演だったし、特にノラとヘルメルの2人きりのラストなんて、まるで四角いリングの上で拳を言葉に代えて戦うボクサーのようにも見えて・・・。見ごたえはあったんですが、でも話の内容は「ん~ちょっとなぁ・・・」とどちらにも肩入れできずに私の気持ちは宙に浮く?みたいな感じ(笑)

今の日本で女性の自立ってそんなに声高に叫ばれることもなく、下手したら男性の自立が声高に叫ばれそうなところがあると思うのですが、そんなでもってこの作品をみると、ヘルメルには当然共感できないけど、ノラにも「何甘えたこといってんの?」と言ってしまう危険性が・・・ある(笑)ノラは子供の頃から何をするにも父親の意見が一番、父親のいうがまま、いわゆる「お人形」状態で育った。でもノラ自身が「人形」であることをよしとしてきた部分があったようにも思えて、そうすることで父親の庇護のもとさしたる不自由も感じずに楽に暮らしてきた。結婚して父親のポジションが夫であるヘルメルに変わっただけで、彼女は今までと変わりない生活を送ることを選んだわけだし。おバカのようでいて実はしっかり計算できている、ノラがそんな風に見える私はヒネクレ者でしょうか(笑)だから、いくらノラが「私だって苦労してるのぉぉぉ!」と声高に叫んでも、いまひとつピンとこない。

と、お話自体にはどうも乗り切れなさがあったのですが、役者陣はいずれもよろしゅうございましたね(^^)りえチャンは本当にいい女優さんになったなぁと。確か彼女の舞台はNODAMAPの「透明人間の蒸気」以来?ほぼ出ずっぱりでしゃべりっぱなしの役だけど、彼女、思いのほか滑舌がいい。言葉がキチンと伝わるしトーンも一定で聞いてて疲れない。まだまだこの先が楽しみな女優さんですね。
堤っちは「うわっ!勘弁して(><)」と思う上から目線のいかすけない男を、忠実に(ここポイント 笑)演じてらっしゃいました(笑)なんだかんだいっても、やっぱり巧いし、観てて安心感がある。まあ贔屓目線ってのが大きいのかもしれないですが(苦笑)
結構、この2人、並んで立つと思いの外しっくりくるので、違う作品での競演も観てみたいと思いました。

             2008、9月 シアターコクーンにて
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*Comment

■ご無沙汰です!私も観ました

堤真一が好きすぎて、ヘルメルが普通程度に愚かで可愛い男にしか見えず、
男なんてそんなもんだよ、あんまゼイタク言わないでつきあっていくしかないよノラ…
みたいに思えてしまいました(^^)。
だからノラの爆発に乗り切れなかったなあ。
もしかしたら原作にも、ノラに対するクールな視線というのもあるのかなーと思いました。
ふたりの芝居は素敵でしたよねー。
トモトモ |  2008.10.24(金) 23:17 |  URL |  【コメント編集】

■いまひとつ乗り切れず・・・

お久しぶりです、トモトモさん!
今はソウルの空の下でしたっけ(^^)いいなぁ~。。。

そうなんですよ、ノラが爆発して「そんなこといってるんじゃない!私のこと全然わかってない!」と言っても、それって逆ギレではないのか?と思ってしまったり、子供の扱いも何だか中途半端に思えるし、ラスト、ノラが家を出て行ったあとの「音」も・・・だし。
滅多にない組み合わせだし期待感が大きくて、だから直の事どうにも乗り切れない作品でちょっぴり残念でした。

タキシード姿は目の保養に充分でしたけどね(^^;)
sera |  2008.10.27(月) 00:29 |  URL |  【コメント編集】

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