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2007.04.23 (Mon)

『写楽考』を観て

最初に一言。ん~物足りない、っていうか題材及びキャストを考えたら何だか全てにシンプルすぎてもったいない?そんな感じ・・・

お話は・・・
江戸・天明の時代。地獄絵を志す「あの男(伊之)」(堤真一)と極楽絵を志す貧乏侍の子・勇助(長塚圭史)は、 江戸八丁堀の八軒長屋で奇妙な共同生活を送っていた。そこに転がり込んで来た世直しを志す浪人・幾五郎(後の十返舎一九 高橋克実)。そんなある日、愛人・お加代(キムラ緑子)の死によって伊之はおたずね者となり、お加代の侍女・お米(七瀬なつみ)と江戸を逃亡する。
 そして10年あまりの歳月が過ぎ、勇助は喜多川歌麿と名乗り、彼の描く浮世絵が一世を風靡していた。そこに突如、猛烈な勢いで錦絵を発表する正体不明の絵師「東洲斎写楽」が登場し、瞬く間に歌麿をしのぐ注目を集め出した。果たして、謎の絵師・写楽とは一体何者なのか? 写楽がその人生に背負った宿命とは?

写楽といえばデフォルメされた歌舞伎役者の「大首絵」と、1年にも満たない製作期間やその正体不明なところが今なお多くの人々の興味を惹いていますし、当然こういった人物なので本や映画、芝居の題材としてもよく取り上げられていますね。私がパッと思い浮かぶのは「写楽」という映画。確か篠田監督、写楽役が真田広之で花魁役で葉月里緒菜だったかと。ま、そんなことはどーでもよくて(^^;)

この舞台、冒頭にも書きましたが、あまりにアッサリとした演出というか、写楽にまつわる様々な「何故!?」という部分に光をあてるのではなく、絵師を志してはいるけれど、でも自分に絵に自信が持てず周りに流されて生きた優柔不断なひとりの男として写楽(伊之)は描かれていて、見せ場もあるようなないような(苦笑)
あ、伊之のラストの見得を切っての宙吊りは「おっ!」と思いました。ここで終わってればいいのに(これは個人的な感想です)その後の本ラストが「40年後」の一九とお米達の再会シーン。いきなり鳥の鳴き声と桜舞う、うららかな春の場面での大団円を見せられても「へっ?」と思うんですけど・・・(^^;)

元々の戯曲は3時間を越える大作だったらしく、それを2時間に大幅カットしたのが今回のバージョン。休憩もなくサクサクと場面が展開していいっちゃあいいんですが、その分、人物描写が薄かったかなあ。パンフやポスターの写楽(堤っち)は、表情に凄みがあって強烈な毒みたいなものも感じられて「生き急いだ男」といった風で・・・多分私はこのイメージを期待したからなんでしょうかね?と自分を納得させる(笑)
今回、私にとって初見の人は・・・長塚圭史さんだけ?この人、演出家としてはよく話題にものぼるし、賞の受賞とかもあったと思うのですが、役者としては、ん~印象薄い(^^;)相手が堤っちや西岡徳馬氏だったからでしょうか?と、これまた自分を納得させる(笑)

このスズカツさんと呼ばれている演出家・鈴木勝秀氏って、そういえば私は初めてかもしれないですね、うん。ひょっとして現代劇だったらここまで思わなかったかもしれないとフト思いました。兎に角、女優陣も頑張ってたし、取っ掛りは悪くないだけに「もったいないなぁ(しつこい!)」と思う、相変わらず偉そうな私・・・

今年の観劇は「哀しい予感」で始まり「朧の森に棲む鬼」でも消化不良・・・次は「コンフィダント・絆」なんですが、さてさてどうなりますやら(^^)
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*Comment

■おっと(^^)

明日のチケット取ってあるんですが、どーも仕事で行けそうになく(ToT)
今ヒトに譲る算段中…かえってよかったのか!?イヤイヤ。
私は「気がつけばまたスズカツ…」ってのが多いです。キャストで舞台観るタイプなんですけどねー。
去年のベストワンツー『トーチソングロトリロジー』『レインマン』ともこの人でした。
パルコ劇場気付けで感想のファンレター送りつけたんですが、届いてないかな…(^^;)
トモトモ |  2007.04.23(月) 22:06 |  URL |  【コメント編集】

■いやいや(^^;)

スズカツさんとの相性がヨイと思われるトモトモさんの感想を、私としてはお聞きしたいですよ~。
それはそうと「ファンレター」・・・なんて懐かしい響き!
そんなに相性がいいんですね。なら、なおさら観に行けたのでしょうか、今日・・・

スズカツさんの芝居をググッてみたら「スタイリッシュ」とか「スマート」といった言葉がよく見られました。確かにそんな感じでした。
『レインマン』は再演されるようですね。でも関東公演のみのようです。行くか???もう1本くらいは演出作品を観てみたいと思います☆
sera |  2007.04.24(火) 23:58 |  URL |  【コメント編集】

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