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2006.05.01 (Mon)

『かもめ食堂』を観て

この映画を観て何が一番嬉しかったって・・・
「ガッチャマンの歌」をつっかえることなく歌えた事!(大体ガッチャマン自体を知ってる世代って 苦笑)ま、世代の事は置いといて、いい感じに力が抜けたホッとする作品です。

お話は・・・
舞台はフィンランド。1人でおにぎりをメインにした「かもめ食堂」を開くサチエ(小林聡美)。繁盛しているかといえば・・・地元の人たちはガラス越しに覗くだけ。サチエは毎日グラスをピカピカに磨く事で時間をやり過ごしてる。とある出来事(ここでガッチャマンの歌がポイント!)をキッカケに、サチエと知り合ったミドリ(片桐はいり)とマサコ(もたいまさこ)が「かもめ食堂」を手伝うようになり、やがて徐々にまわりの人々の気持ちを捉えた「かもめ食堂」はついに満席となる日を迎える。

小林聡美にもたいまさことくれば、どうしても「やっぱり猫が好き」を連想してしまいますが、コメディに走る事もなく、かといって女三人集まるけれど胸キュン(古っ!いや死語?)恋愛話があるわけではないです。サチエが日本から遠く離れたフィンランドで食堂を開いているからといって、いわゆる「自分探し」の話でもありません。

多分私達が過ごしている日常のひとコマひとコマが映し出されている、そんなありきたりな風景が映し出されている、ただそれだけです。考えてみれば、日常ってそうそう事件や事故が我が身に降りかかるわけでもなく、振り返れば御曹司が両手広げて立ってるわけでもない(笑)
スクリーンの中のサチエのようにいつか店が繁盛する事を信じて市場に行き食器を磨いている、毎日愚直に同じことを繰り返している人たちや、いつも無表情ですれ違う人が何かのきっかけで微笑んでくれた事に心がほんわかするような、ただそれだけの一日の方が大半だったりする。昨日の延長の今日、今日の延長の明日。そんな感じ?

「ソウルならキムチと焼肉、ドイツならソーセージ、アメリカならハンバーガー。で、フィンランドならサーモン。日本人が朝ごはんで食べたい魚はシャケ。ここだったら私にもできるかなと思った」
何故フィンランドなのかとミドリに問われて冗談まじりにサチエは答えます。食は生きる基本。その食で同じ素材を美味しいと感じる人たちなら、たとえ遠い異国の日本のソウルフード「おにぎり(具はもちろんシャケ、おかか、梅干)」でもきっと受け入れてくれる。

単にお客を呼びたいなら観光ガイドに載せることも方法でしょうが、それを良しとせず、あくまでここの地の人が気軽に利用できる店にしたい。サチエの媚びない、けれども柔軟な心根が徐々にまわりの人々に「いいものはいい」と気づかせます。20席あまりの「かもめ食堂」が満席になるシーンは、見ていてホントに気持ちがいい。地元の人たちが豚のしょうが焼きや肉じゃがなんかを食べながら、思い思いに談笑しているのを見るとこちらまでほっこりとした気持ちになります。
エンディングで流れる井上陽水の「クレイジーラブ」も、いやにマッチしていて、最後まで手を抜いていないと感心!

サチエの「いらっしゃい!」という暖かい声に迎えられて優しい気持ちで食事ができる「かもめ食堂」に私もいつか行ってみたい。そんな風に思える映画です。
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おにぎり

seraさんも書かれていた「かもめ食堂」。私はゴールデンウィークに観ましたが…久しぶりに良い気分♪に浸れました。登場人物たちの絶妙な距離感がツボでした。それにしても、出てくる料理のおいしそうなこと。シナモンロールに釘付けになり、トンカツにKOされました(笑)
2006/05/21(日) 16:25:33 | in my eyes…
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