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2005.12.29 (Thu)

『天保12年のシェークスピア』を観て

実はこのお芝居は10月末に観てたんですけど、何かエントリをあげそびれてました。何をどう書こうか、ちょっとひっかかってたモノがあったりといろいろ思ううちに月日は経ち・・・(苦笑)
で、先日WOWOWで放送をしていたのでもう一度観ました。取りあえず憶えてるうちに書く!なんてったって忘却の日々なので(笑)

「こいつらタダモノじゃない」
これがこの舞台のキャッチコピーです。そう、もうこの一言がいい表してるというか、主要キャストは唐沢寿明・藤原竜也・夏木マリ・高橋恵子・毬谷友子・白石加代子などなど全員主役を張れる役者が揃いある意味贅沢の極み。けれどそれより何より原作者の井上ひさし氏と演出の蜷川幸雄の70歳コンビ(失礼!)がまさにタダモノじゃない(笑)休憩時間を入れて4時間という上演時間もタダモノじゃない(笑)

お話は「シェイクスピア全37作品」のシチュエーションやセリフを巧みに織り交ぜてのミュージカル風?任侠劇仕立てで、筋があるようなないような、やっぱりあるような(笑)
出だしの「リア王」から「ハムレット」、「マクベス」や「お気に召すまま」そして「ロミオとジュリエット」などを、それこそパズルのように組み合わせ一つの作品にする手法はお見事と言うしかありません。宇崎竜童が創る個々の音楽もそれなりハマっていたし・・・それゆえに話も役者もガチャガチャして、私の記憶に鮮明に残るはテーマ曲の「もしもシェークスピアがいなかったら♪」失礼を承知で書いちゃいました(^^;)だって曲のインパクトが強すぎて(苦笑)

足が不自由で背中の曲がった「佐渡の三世次(多分リチャード3世?)」役の唐沢さんは、やっぱり巧い。身体も不自由なうえ虐げられて生きてきた三世次は策略にたけ、それを武器にのし上がろうとする。そんな三世次の欲や業がギラギラと出ていてサスガです。一方「きじるしの王次(ハムレット&ロミオ?)」役の藤原竜也君はこれだけの役者に囲まれると、男の色気なんかは可哀相だけど・・・(苦笑)女郎相手に絡むシーンとかあるんですけど、何か爽やかな感じさえ漂う(^^;)若さの特権(笑)で身体が綺麗過ぎるのも原因の一つかも・・・今回を転機に頑張れ~。

女優陣ではお久しぶりに見た毬谷友子さん。相変わらずのコロコロ鳴る声で二役(オフェーリア&ジュリエット?)演じられたんですが、出番的には出てきてすぐ死んじゃう・・・贅沢な使い方です、蜷川さん!白石さんはいつものごとく怪演です。程よく作品の道しるべになってくれて助かること助かること(笑)

WOWOWでもう一度みて思ったのは、この舞台って作品ありきというより役者ありきなのかなと。失礼を承知で書きました(^^;)初演が1974年。間に一度新感線のいのうえひでのり氏が演出してます。ちなみにそのときの三世次役は上川隆也。
話が面白いのには間違いないです。役者も贅沢です。なのに「もういいや・・・」と、なんていうか妙な満腹感だけが残った摩訶不思議な舞台でした。あ、あくまで私個人の感想です。いえね、お芝居系のblogでは絶賛してるところが多かったので(^^;)

とまあ、今年最後の舞台のエントリが実に中途半端に終わってしまいました(苦笑)
来年は「12人の優しい日本人」「贋作・罪と罰」「クローディアからの手紙」等から始まり、その他モロモロまたもやチケット争奪戦に参加しております。
さて、どんなタダモノではない舞台が見られるでしょうか・・・
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