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2005.12.03 (Sat)

『ALWEYS 三丁目の夕日』を観て

映画を観て涙することは珍しいことではないけれど、例えばそれが人が死んだり辛い別れをする主人公達に涙するのではなく、ただ懐かしくてただ観ていて段々と心が温かくなってそして涙が溢れる・・・そんな映画は久しぶりだったように思います。
今、公式HPを開けていますが流れるテーマ曲にあ、涙が・・・(^^;)

お話は・・・
昭和33年、東京タワーが完成する年のお話。
春の日、青森から集団就職で東京にやってきた星野六子(堀北真希)は、期待に胸を膨らませていた。就職先が立派な自動車会社だと想像していたのだが、実は夕日町三丁目にある小さな自動車修理工場・鈴木オート。がっかりする六子だが、短気だけど家族思いの則文(堤真一)と優しくてそれでいて頼りになるトモエ(薬師丸ひろ子)、一人息子の一平(小清水一輝)に迎えられ新しい第一歩を踏み出す。同じ頃、則文とは何かと反発し合う向かいの駄菓子屋店主・茶川竜之介(吉岡秀隆)は、一度芥川賞の最終選考に残ったことから一流の小説家になることを諦められずに、今は少年誌に冒険小説を書きつつ細々と暮らしている。ある夜、竜之介は惚れている飲み屋のヒロミ(小雪)から身寄りのない淳之介(須賀健太)を預かって欲しいといわれ、仕方なく預かる事になる。こうして、鈴木オートと茶川と淳之介、そして三丁目の住人たちの忘れられない1年が始まる。

VFX(visual effects)で昭和の風景を映しているのですが、これがなかなかスゴイです。
そしてそのVFXで映し出された東京タワーが空に向かって徐々に伸びていく。お話はそれにあわせて起こる小さなエピソードの積み重ねです。

電気冷蔵庫の代わりに捨てられた氷で冷やす冷蔵庫を寂しく見つめる氷屋の主人の目。
鈴木オートに初めてテレビが来た夏の夜。町内のみんなが集まって固唾をのんで画面を見つめます。キチンとネクタイを締めてテレビのスイッチをいれる則文。今の時代に見ると滑稽ですしあの時代を知らないけれど、このシーン「わかるわかる」と頷けます。もう鈴木オートのキャラがはまり過ぎて怖いです、堤っち(笑)相変わらずいい仕事ぶりです。

秋の日、淳之介の母親の居場所が分かります。「会いたいなら会いに行こう」と言う一平の言葉にありったけのお金を集めて高円寺を目指す二人。そしていなくなった二人を必死に探す大人たちの前にとぼとぼと帰ってきた二人。一平をしかる則文よりも早く茶川のビンタが淳之介の頬を打ちます。
「心配させんなよ、お前とは縁もゆかりもないんだから・・・」と淳之介を抱きしめる竜之介。
もう号泣(苦笑)最初この配役を見て、コトー先生に見えたらどうしようと思ったけど大丈夫でした。

そして冬。「正月ぐらい親に顔をみせてやれ」と帰省の切符を渡す則文とトモエに「私は厄介払いされたんだから帰らない」と言うロクちゃん(六子のあだ名です)。「子供の顔を見たくない親なんていないでしょ」トモエの差し出す母からの手紙の束に泣き出すロクちゃん。薬師丸ひろ子はいつこんなに母親役が巧くなったんだろうと思わせられます。号泣その2(苦笑)

ここに書いた以外にも宅間先生(三浦友和)やたばこ屋のおばあちゃん(もたいまさこ)、竜之介とヒロミのエピソードなどてんこ盛り状態です。だから話がぶつ切れに感じる部分もあるにはあるんですけどね。
そして古き良き時代と言ってしまえばそれまでかもしれないし見方によってはベタベタなエピソードでもあるけれど、それでもあの時代、今以上に人が人と関わって笑って泣いて生きていた。そのことが茶川と淳之介、鈴木オート一家とロクちゃんを軸に巧くシンクロされて考えさせられ泣かせます。

俳優さんたちも、それぞれ「そこに生きてる」って感じが伝わってベストでしたね。
あの時代を知らないけれどリアリティを感じられるのは、もちろん最新のVFXのおかげもあるかもしれませんが、もっと普遍的なもの、家族を大切に思う気持ちや人を愛する気持ち人情といったものが(今はとても見えにくくなってはいますが)それが私達観る側の根底にあるからなのかなと思います。
映画館なら嬉しいけれど、DVDでも地上波でもいいからいろんな人に観て欲しいなと思います。かなりお勧め!

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