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2005.03.25 (Fri)

『八月のクリスマス』繋がりの『春の日は過ぎゆく』

去っていった女とバスは追うもんじゃない

『八月のクリスマス』のホ・ジノ監督の2作目。
またもや「演出視察(だから意味わかんないって 苦笑)」とばかりに観賞いたしました。何様のつもりでしょうか、私・・・

ま取りあえず・・・前作に負けずとも劣らぬセリフの少なさで、またもや「行間を読む」タイプの作品です。一言のセリフの巧さ、映像のキレイさ、おばあちゃんの使い方の上手さは流石だなとは思うのですが、やっぱり感想はまたもや「ふ~ん、で?」(苦笑)何でかなぁ・・・

音響エンジニアのサンウ(ユ・ジテ)は仕事で知り合った年上の女性ウンス(イ・ヨンエ)と恋に落ちる。サンウは「変わらぬ愛」を信じウンスにのめり込んで行く。一方、ウンスはその離婚経験から「愛」はいつか変わってしまうものだと、素直にサンウの気持ちを受け入れられない。やがて春、満開の桜の下で別れる二人・・・

確かに映像はきれい。「自然の音」を録音する為、竹林や山寺、河原などを二人でまわるシーンは、例えばザワザワと風に揺れる木々の音や夜明け前に風に舞い落ちる雪の音とともに、そう、ヒーリングにはもってこい!いやいやそうじゃなくて(苦笑)
ある場面。ウンスはサンウに「一緒にお墓にはいろうか」と言います。言われたサンウは当然結婚を考える。サンウは父親が漬けたキムチをウンスに食べさせ「キムチ漬けられる?」「当たり前よ!」とウンスは答えるのだけれど、それが結婚を意識したサンウの言葉と気付いて「ウソ、上手く漬けられない」と言ってしまう。(余談ですがこれって日本なら「糠漬け漬けられる?」って聞くところでしょうか(笑)私、そんな事聞かれて「当たり前よ!」と言えない・・・>_< )この場面で「愛」に必要以上に臆病になっているウンスが見て取れ、んーわかるんだけど何か歯がゆいんですよね。この時のウンス・・・
ラストの別れの場面もそう。ウンスは「ねえ、覚えてる?」とサンウに聞きます。「何を?」答えるサンウ。苦いけれど愛した過去を覚えていて欲しいウンスと、愛は過去のものじゃなく未来にあるものだと思うサンウ。これからも同じように愛を信じきれずに自分も相手も傷つけてしまうことを繰り返すんだろうな、ウンス・・・と思ってしまって余計になんだかなぁ~。

思うんですけど、この監督ってひょっとして男女の恋愛を描かせるより家族をメインに持って来た話の方がいいんじゃないかな。『八月のクリスマス』でも個人的には主人公の家族の描写が良かったし。あとおばあちゃん系も。冒頭のセリフもウンスと別れる事になったサンウが大泣きしている時に、おばあちゃんが言ったもの(一瞬シンジャおばさんかと思いました by愛の群像)
『四月の雪』には今のところ家族(いわゆる父、母、兄弟)が出る幕はないようだし、そうすっとこの2作から考えると、またもやセリフが少なく、じーっと黙って見つめるヨンヨン&涙いっぱい溜めたイェジンちゃんばかり?
あと、気になったのがこのDVDには「01年東京国際映画祭」での上映時の監督インタビューなど特典映像があります。その時の監督の第一声「今日始めて全編通して観ました」えっ?それって・・・こだわりの映像を取る為にギリギリ仕上がりだったの?ひょっとしてホ・ジノ監督って「韓国のウォン・カーウァイ」なんでしょうか?

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