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2005.02.27 (Sun)

『アダム版:危険な関係』

退廃的で耽美、愛をゲームの道具とする者への悲劇的な結末・・・Artistを引き付ける作品なんですね『危険な関係』って。

バレエを良く知らない(実は私もです はは)人でも「アダム・クーパー」の名前はきっと何処かで一度は聞いたことはあるんじゃないでしょうか?映画「リトル・ダンサー」のラスト30秒程映っただけなのに、まるで主役かのような紹介記事がでたり、「AMP版:白鳥の湖」で一気に世界のトップダンサーとなったアダム。最近なら・・・今年初めに白鳥の湖の曲をバックに踊る「DAKS」のTVCMがバンバン流れてましたね。そんなアダム・クーパーが自信を持って放つ『危険な関係』・・・世界初演です!

あらすじはもう今更です(笑)ヨンヨン初主演映画スキャンダルと同じ原作です。ただ、決定的に映画と違うのは当たり前ですが、セリフがなくダンスでの表現で進行していくこと。ま、ちょこっとセリフがあったり、ロズモンド夫人(マリリン・カッツ)が語り部の役割(かな?)で歌う位で、基本的には本当にダンスのみで「復讐心」や「欲望」「愛」や「裏切り」を表現していて、またそれがキチンと伝わってきて、さすがアダム!(演出・振付)と思わなくもないです(相変わらずエラソーです 笑)
ヴァルモン(アダム)は官能的に、メルトイユ夫人(サラ・バロン)は妖しい悪女ぶりを、セシル(ナターシャ・ダドン)はまだ愛を知らない少女っぽさを、そしてトゥールベル夫人(サラ・ヴィルドー)は揺れ動く心のひだを、それぞれがダンスを通して伝わります。映画でもそのセットや衣装がゴージャスでポイントが高かったのですが、この舞台も負けてません!セットは透けて見える窓ガラスを3面に置き、時にメルトイユがヴァルモンが覗き見ている演出になっているのですが、何ていうか観客も一緒に覗き見ている感じがしてドキドキします。
それにさすが本場の方々だけあって、ドレスがピタリとキマッて見てて気持ちがイイです。イイ男にはビミョーな丈(笑)のコートが良く似合います!そうそう、ヴァルモンが夜中にセシルの部屋へ忍び込む前に、着替えるシーンがあります。カツラを取り、夜着に着替えるんですが、アダム凄すぎです(何が? ^^;)で、忍び込んでセシルを無理矢理・・・いやん。ここはちょっとアダムやり過ぎではないかい?と思いました。だって「天蓋付きベッド」の天井(?)からダンスニーの手紙を一心に読むセシルめがけて、アクロバットのごとくクルリと降りて襲い掛かる(>o<)思うにセリフがあればそれが一つの「クッション」となるんでしょうが、身体の動きだけだからミョーにリアルで、加えて「覗き見している感じ」のセットが余計居心地の悪さを増したんでしょうかね・・・

そしてヴァルモンとトゥールベル夫人。演じているアダムとサラはプライベートでもパートナーですが、そんなこと横に置いといても二人のダンスシーンは「揺れ動く心」や「愛おしさ」が溢れていて引き込まれます。トゥールベル夫人によって「愛」を知りその為に気持ちが混乱するヴァルモン。そんなヴァルモンに突き放され失意のトゥールベル夫人は短剣で自ら命を断ってしまいます。失って始めて解る「真実の愛」にヴァルモンは打ちのめされ、やがてダンスニーの剣に自ら飛び込みトゥールベル夫人の元へ・・・ラスト、メルトイユ夫人が1人舞台中央に立っています。豪華なドレスの内側に敗北と自らの暗く深い行く末を閉じ込めて・・・

映画や演劇を見ることが好きな私にとって「セリフ」は重要なものだと思う意識があります。でもこういった身体表現のみで進行する作品をみると、それは伝える手段の一つ、それ以上でも以下でもないことに気付かされます。ともあれ、よかったわアダム!と言っておきます(これ、浮気じゃないです ^^;)またもやエラソーだ(苦笑)
最後に、私は都合3パターンの「危険な関係」を見たことになりますが、ヴァルモンをそれぞれ一言で言うと「ジョン・マルコビッチ=エロい」「アダム・クーパー=セクシー」そして「ヨンヨン=えっち(←あくまで”ひらがな”です 笑)」となりましたが、どうでしょうか?(と言われてもねぇ・・・)

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2005.02.13 (Sun)

『オペラ座の怪人』 ああ不完全燃焼の巻

美しくも哀しい愛の物語 ん~そうなのですか?怪人さん・・・

『オペラ座の怪人』と聞けば「The Phantom Of The Opera」のメロディーが頭に鳴り響き「The Phantom Of The Opera」のメロディーが聞こえてくれば『あ、オペラ座の怪人だ!』ついでに小舟に乗って歌う怪人を連想する。まさに「パブロフの犬」状態の私ですが、きっと同じ反応をする人は世の中に多いんじゃないかと思います(笑)
といいながらも原作は未読ですし、なにより告白すると何年か前に観た舞台版(劇団四季)を途中退席した過去を持つ私です・・・すいません。舞台を、例えば一幕で見切って退席しちゃうなんて滅多にない(過去2度あり)んですが、この舞台はまさに怪人がクリスティーヌを小舟に乗せて連れていく見せ場で「ダメだ!」と相成りました・・・なので舞台版ストーリーも途中までしか把握していないし、でもメロディーだけはしっかりと記憶されているという私にとって不思議な演目でした。
何がダメだったのか?そんな私の不完全燃焼をしっかり燃焼させてくれるかと期待して見たアンドリュー・L・ウェバーによる『ミュージカル オペラ座の怪人:完全映画版』なのにまたもや・・・

パリ1919年。廃虚と化したオペラ座で華やかかりし頃の品々がオークションにかけられています。その場にいた老紳士ラウル・シャニュイ子爵(パトリック・ウィルソン)と老いたバレエ教師のマダム・ジリー(ミランダ・リチャードソン)はお互いを感慨深げに見つめています。そしてオークションの目玉であるシャンデリアが紹介され、オークショニアの合図で明かりが灯されると同時に、あのテーマ曲がフルオーケストラバージョンで鳴り響き、吹き抜ける突風と共に画面は一気に1870年代の輝くばかりのオペラ座にタイムスリップ。1919年はモノクロで1870年代はカラー。ここはCM予告編でも流れていますが、さすがフルオーケストラ!ちょっと感動モノです。

でも、ここから先クリスティーヌ(エミー・ウィルソン)の半開きの口元が気になって気になって・・・なんて言ったらいいのか「ぽか~ん」とした感じとでもいいましょうか。結局ずーっと開いてました。話に集中しなきゃと思う程に視線は口元へ・・・ダメだ!
ファントム(ジュラルド・バトラー)の過去。彼を追いかけオペラ座地下に迷い込むラウルをマダム・ジリーが助けます。そして彼女はファントムが何者なのかその過去を話し始めます(知ってるなら早く話そうね、マダム)醜い容姿故に見せ物小屋で暮していた子供時代。逃げ出した彼を匿ったのが当時オペラ座に寄宿生としてすんでいた少女時代のジリー。あらら・・・ラウルはファントムの暗い過去を知り心情を理解はするものの彼女は渡せないと、ついに彼を捕らえるべく「勝利のドン・ファン」の初日にオペラ座に厳重な警備を敷く。幕が開くとそこには主役になりかわったファントムがクリスティーヌと共に歌いその歌声が美しく混じりあいます。二人の歌声を聞くラウルの目が潤んでいます。今、彼女はファントムに惹かれている・・・
あろうことかクリスティーヌはファントムの仮面を剥ぎ取ります。怒ったファントムはシャンデリア(豪華絢爛スワロフスキークリスタル!)を客席へ突き落とします。炎上する客席。混乱の中、再び彼女を地下へさらうファントム。追い掛けるラウル。ついに3人が地下の隠れ家で相対します。ラウルを助けたいなら自分の愛を、この指輪を受け入れこれから先も一緒にと告げるファントム。クリスティーヌは素顔のファントムを優しく見つめキスをします。彼は愕然とした表情を見せます。きっと彼は一度も優しく見つめられ触れられキスされたことがなかったのでしょう。愛を知らなかったことを思い知ったファントムはクリスティーヌとラウルを解放します。その後ファントムがどうなったのか誰も知りません。ただ、1919年ラウルがオークションで手に入れたオルゴールをクリスティーヌの墓前に供えると、そこには一輪の赤い薔薇とファントムがクリスティーヌにはめようとした指輪が。

物凄く乱暴に言ってしまうと「The Phantom Of The Opera」一曲で事足りてしまう、そう感じてしまいました。最初から最後までパターンを変えてはいるけれどもずーっとこの曲が流れているんです(笑)それもテンション高く!それだけ曲の完成度が高いってことなのかも知れませんが・・・今回この曲以外に「The Point Of No Return」なんか気に入ったんですけどね(私はこの曲をバンバン流して欲しい!)でももしファントムが側にいたら「そんな事許さない」って言われそうです(苦笑)話を追おうにもメロディーが頭に鳴り響くともう・・・だから、もう2.3回見て免疫つけないとドラマ部分の感想もまとまらないです。例えばクリスティーヌはファントムと共に生きる人生を選択すべきじゃないのかとも思うし、でも「Phantom =怪人」となってますが、本来の「Phantom」の意味「幻、幻影」を考えるとクリスティーヌの選択は正しいのかとも思うし・・あ、またメロディーが(>_<)
EDIT  |  22:48  |  映像・舞台  |  TB(0)  |  CM(4)  |  Top↑

2005.02.06 (Sun)

『イルマーレ』繋がりの『ラスト・プレゼント』

あなたが私への最高のプレゼント

やっぱりタイプじゃない「イルマーレ」のイ・ジョンジェとやっぱり可愛くって透明感抜群「JSA」の(いや今なら「チャングム」か)イ・ヨンエが送る催涙映画の決定版、でしょうか?
設定はベタです。もうベタベタです。気丈なヒロインに不治の病、初恋のエピソードにとまさに王道を突いてきて・・・はい、泣きます。もう、思いっきり泣きましたね~(T_T)

売れないコメディアンのヨンギ(イ・ジョンジェ)はTV番組に出演するチャンスに恵まれず、場末のクラブでくすぶってます。コメディアンになることと身寄りのないジョンヨン(イ・ヨンエ)と結婚したことで勘当状態のヨンギ。彼の才能を信じるジョンヨンはTV出演をプロデューサーに掛け合い、また、子供服店を細々と経営し彼を支えてます。が、夢を忘れだらしない日々を送る彼の姿が情けなくて腹立たしくてついキツイ言葉を投げかけては口喧嘩ばかりの家庭内別居状態。

そんなある日、ヨンギと相棒チョルス(コン・ヒョンジン)の前に大手プロダクションの実力者と名乗る二人の男ハスク(クォン・ヘヒョ←キム次長!)とハッチョル(イ・ムヒョン)が現れます。金さえ出せばすぐにでもTVに出してやると言う二人は、はい詐欺師です(笑)大金を用意できないヨンギ達。それならばとジョンヨンのもとへ現れるハスクとハッチョルはいとも簡単に詐欺師であると見破られてしまいます。情けないぞ、キム次長!じゃなかった・・・逃げようとするハスク達と押し問答の最中、ジョンヨンが突然倒れてしまいます。そんな事を知らないヨンギはジョンヨンの店の権利書を担保に金を用意しハスク達に会います。そこでヨンギはジョンヨンが倒れたこと、命が長くないことを知らされます。ジョンヨンがいなくなる?どうしてジョンヨンが・・・走るヨンギ。靴を脱ぐものもどかしくジョンヨンの姿を探すヨンギ。ジョンヨンを前に涙を堪えてヨンギは言います「お前、なぜ・・・お帰りも言えないのか(泣)」(涙腺第一堤防決壊です)

ジョンヨンは何とかヨンギにチャンスをあげたいとプロデューサーの妻に口利きを頼みに行きますが、またもや倒れてしまいます。付き添う夫人に「今まで何もしてあげられなかった。せめて邪魔はしたくない。このことは黙っていて欲しい」と頼みます。一方ヨンギはジョンヨンの残り少ない時間を思い、彼女の会いたい人、初恋の人を探し会わせようと考え、ハスク達に人探しを依頼します。そして勘当状態の実家を訪ね許しを請うヨンギ。ジョンヨンの店を訪ねるヨンギの両親。父が言います「一緒に出かけよう」・・・そして撮った4人の「家族写真」(涙腺第二堤防決壊 T_T)
ジョンヨンは墓前で母に報告します。やっと家族と認められたこと、そして「母さんが死ぬまで病気の事を秘密にしていたことを恨んでたけど、今ならその気持ちが判る・・・」
ヨンギ&チョルスはお笑い勝ち抜き戦に出場し、順調に勝ち抜いていきます。1人部屋でヨンギのビデオを見るジョンヨン。何度も何度も繰り返し見るその目には優しい涙が光っています。またもや倒れるジョンヨン。TVの本番中にも関わらず病院にかけつけるヨンギ。何でもないと言い張るジョンヨン。ついにヨンギは言います「知ってるんだ!何故助けを求めてくれない!」ジョンヨンは泣きながら何度も何度も訴えます「私じゃない!(病人は)私じゃない!」(涙腺堤防完全決壊 T_T)
ヨンギは娘のお墓(墓石じゃなくて樹です)の前に立ち呟きます「ママがもうすぐ行くから・・・」

その頃ハスク達はジョンヨンの小学校時代からの親友を見つけ、ついにジョンヨンの初恋の相手が誰だか突き止めます。小学生のジョンヨンが友達と交換した一枚の写真が時を越えて蘇ります。ヨンギに報告に行くハスク達「回り道させやがって!」
お笑いトーナメント決勝の日。客席に座るジョンヨンは幸せでした。ヨンギの舞台から客席に暖かい笑いが絶えまなく打ち寄せていたから。「あなたを1人にするのは胸が痛むけど、その痛みがあなたへの贈り物になれば・・・」

はぁ・・・今更ながらに泣くって体力使うんですね、疲れた。でも心地よい疲れです。最初に書きましたがベタな設定だし「(初恋の相手って)多分そうなんだろうな」と結構予定調和な展開なんだけど、それを照れなく時にユーモアを交えてバランスをとって作るから心に響くんでしょうかね。お互いを思いやって、でも素直に気持ちに表せなくて・・・この感情表現は私達日本人もあるものだと思うのですが、日本ではこの手の映画って何か感情が中途半端に終ることが多い気がします。照れがじゃまするのでしょうか?そうそう、ユーモアといえば詐欺師コンビのお二人、ナイスです(^^)

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